百点な日日

ガラス張りの心の陰、鏡にうつる自分

【昨日の日記】自力で大丈夫になろう

『サイコだけど大丈夫』というのはいまわたしが観ている韓国ドラマのタイトルです。英題は『It's okay to not be okay』で、日本語にすると大丈夫じゃなくても大丈夫ってところなのかな。ドラマの中に出てくるOK精神病院の、なんて言うんやろう、家訓じゃなくて社訓でもなくて、院訓?のひとつみたい。

さらっと言うと自分の人生を諦めたような保護士ムンガンテと、社会性のない童話作家コムニョンの物語ですが。

これ、まずはとにかく主演ふたりがきれい。ルッキズムかましてごめんなさい、まじでキムスヒョンとソイェジがめちゃくちゃきれい。ふたりは顔が似ている気がする。

でも、最初はたしかに美男美女で見始めたけれど、いまは内容(と、あとムニョンのキャラクターにも…)すごく惹かれている。話が進むにつれ、だんだん、ムニョンの心には水が流れてきて、ガンテの固まった安全栓は緩んできた。物語はちょうど半分まできていて、このあとどんな風に話がまとまっていくのかな、たのしみ~。

わたしがいままでの話で一番ぐっと来たのは、自己犠牲的な行為は誰も幸せにしないよ、という気づかせだった。毎回、うっとくる気づかせとか変化がある。そこに惹かれている。

ただ、ちょっと待って!自分に酔っているようで、なんかちょっと、もう少し距離を取って接しなければと急に現実に戻る。フィクションで自分をカウンセリングしてるの痛すぎ、笑えてくる。現実をみて。

自分は想像以上に痛いロマンチストで夢ばかり。コムニョンとムンガンテが来てくれるのを待つ、迎えにも行かずに。

現実をみよう。現実は画面の外、外をみる。