百点な日日

ガラス張りの心の陰、鏡にうつる自分

【昨日の日記】またこんなこと

母はわたしの女性性を消費する。それがずっと気持ち悪くて、それがずっと嫌だ。たとえば、一緒にお風呂に入らなければならないこと、体に触れてくること、容姿について何かと言ってくること、嫌だ。イライラしてしまう。こんなことでイライラする自分も嫌だし、状況を脱しようとしない自分も嫌だ。言われる通り見た目も嫌いだし。結局は自分のことが嫌、自分のことがとても嫌い。

でも、ひとりでお風呂に入ると言っても通らない、ひとりで寝るのも、部屋も。納得させられる理由が必要で、納得させられる理由は出せなくて。何にしてもそう、理由はどこにあるのか、宝探しみたい。本当にこの世に存在するのかもわからないのに、信じて探し続ける、すこし疲れてきた。

自分の中の女性がぜんぶ死ねばいいのに、と思っても、思うだけでは死ぬ訳もない。死ねと思うくせに、スカートやワンピースを着るし、レースのブラウスも好きだし、お化粧もするし。頭おかしいのかな。これを女性と考える時点で自分の考え方は古くて腐っているのかもしれないけど…

自分の中の女性が気持ち悪くて、恋愛もつらい。好意を持ってもらったとしても、自分への嫌悪感が勝ってしまう。女性を見せている自分が気持ち悪くなる。まず母になんて言って出かけるのかって壁もあるけど、ふたりで過ごす微妙な空気、乾いた笑い、うまくできない会話、だめだ。でも、本音ではさみしい気持ちもあるし、血の繋がりのない他人が好きになってくれるなんていいなと思う気持ちもある、自分が自分のことを一番嫌いだから。いっときだけだとしても、死ぬまで一生だとしても、誰かのパートナーとして誰かを支えることができるって、誰かの役に立つことができるって、どんなにすばらしいことか。それこそ、生きていてよかったと思えそう。まだ誰のことも支えていない。自分のことすら支えられない。つくづくだめな人間。

わたしの人生どうせ何も変わらない。変え方がわからない、がんばり方、こころの持ち方、賢い生き方、お利口のなり方。いや、すこしはわかっているのに、実行ができない。そりゃ何も変わらないよ、馬鹿か。このまま公務員試験に受かったら、もっともっともっと何も変わらないよ。

死にたいと思いながらこの先あと何十年も生きるのなら今死んだほうがマシなのかな。自殺することが一番の復讐だと思う。でも復讐したいのか、復讐ということばを使うほど憎んでいるのか、わからない、好きなはずなのに。

母から何回も鬱病とか精神がおかしいとか言われてきた。どっちなのかな。保険証は自分の管理下にないし、どこに行くにももっともらしい理由と説明が必要だし、ひとりで外出するいい感じの嘘も思い浮かばない、かと言って正面から精神科を受診してみたいなんて絶対に許されない。どうにもできなくてそのたびにネットのセルフ診断をする。こんなの、気持ちが落ち込んでいるときに答えたらそりゃみんな鬱でしょって質問ばかりで、例にも漏れず自分も鬱の傾向と出る。結果がわからない。

わたしってどれくらいおかしいの。みんなこんなもんで、これくらいが正常なのかな。自分のことばかり悩んで、悩んでいる自分に悩んで、自己愛マックスで、むしろ脳内お花畑のハッピー野郎なのか。

お前は両親とも揃っていて大学も出してもらってるんだからこんなことくらいで泣くなよ。恵まれた環境なのに悲劇ぶるなと頭の中が言う。本当にはやく、はやく自分死んでほしい。